今回は、北海道大学総長の名和豊春さんの
プロフィールや
出身高校などの学歴
北海道大学卒業後~現在までの略歴
などなど…名和豊春さんの学歴や略歴について書きました。
目次
名和豊春のプロフィールは?

引用:財界さっぽろ
まずは、名和豊春さんのプロフィールですが
- 名前:名和豊春(なわとよはる)
- 生年月日:1954年4月11日生まれ
- 出身地:北海道札幌市
以上が、名和豊春さんのプロフィールになりますね。
名和豊春の学歴(出身高校・大学)は?

名和豊春さんの出身高校・大学までの学歴ですが
1973年、北海道岩見沢東高校(偏差値60)を卒業
1977年3月、北海道大学工学部建築工業科(偏差値60~62.5)を卒業
1980年3月、北海道大学大学院工学研究科建築工学専攻博士課程修了
ちなみに、出身高校に関しては、自身のFacebookに記述されていました。

引用:https://m.facebook.com/toyoharu.nawa
ちなみに、大学時代ですが
- セメント研究 セメントに砂、砂利、水を混ぜてコンクリートにするが、化学反応せずに内部に残った水が何度で凍るのか?と言うテーマを主にやった
- 入学当初は物理分野に進みたいと思ってたが、研究を続けるうちにどんどん建築の分野にハマって行った
と言った感じみたいですね。
セメントに砂、砂利、水を混ぜてコンクリートにしますが、化学反応せずに内部に残った水が何℃で凍るのかというテーマを主にやりました。当時、北海道のような寒冷地では、内部の水分が解けたり凍ったりを繰り返した結果、コンクリートが疲労破壊する問題がクローズアップされており、研究には社会的な意義もありました。
大学に入学した当初は、物理分野に進みたいと考えていました。ですから建築にはあまり興味はなかったのですが、研究を続けるうちにどんどんはまっていきました。セメントやコンクリートはとてもおもしろいですよ。化学反応のちょっとした条件を変えただけで、性能がガラリと変わります。分子、原子のオーダーでセメントの研究・分析を重ねていました。
となっていますね。
以上が、名和豊春さんの出身高校・大学などの学歴になりますね。
名和豊春の略歴は?

名和豊春さんの略歴ですが
1977年3月 北海道大学工学部建築工学科卒業
1980年3月 北海道大学大学院工学研究科建築工学専攻修士課程修了
1980年3月~ 秩父セメント株式会社中央研究所(現 太平洋セメント株式会社)に17年間勤務する
元々は、セメント業界1位の企業の内定が決まっていましたが
大学の恩師に「企業は規模ではなく、人物で判断しなさい。
諸井虔という優れた経営者がいる秩父セメントにしなさい」と言われ
当時は業界6位だった秩父セメントに入社されたようです。
ちなみに、秩父セメントでは
研究職として働き、かなりの数の基礎研究や商品開発に携わったみたいですね。
研究職として働きました。
かなりの数の基礎研究を手掛け、商品開発にも携わりました。
高層ビル建築に適したJIS規格のコンクリートを開発し、実際に多くの超高層ビルで活用されました。
1992年1月、東京工業大学の工学博士の学位を取得する
卒業論文は「分散剤を用いたモルタルの流動性に及ぼすセメントのキャラクターの影響」
1994年10月 秩父小野田株式会社中央研究セメントコンクリート研究所
1997年4月、 北海道大学大学院工学研究科助教授
1997年~2004年、北海道大学工学研究科社会基盤工学専攻助教授
2004年5月~2005年、北海道大学大学院工学研究科環境資源工学専攻地殻資源工学講座教授
2005年~2010年、北海道大学大学院工学研究科環境循環システム専攻教授
ちなみに、北海道大学に戻って来たきっかけは
大学時代の恩師に「母校に恩を返す為にそろそろ戻って来い」と言われたのが、きっかけで公募に応じた。
※こちらの恩師の方は、名和豊春さんの大学時代に父親が天国に旅立った際に、色々面倒を見てくれた人みたいですね。
2007年4月 独立行政法人日本学術振興会学術システム研究センター研究員
2010年、北海道大学大学院工学研究科環境循環システム部門教授
2010年~2012年、北海道大学工学研究科教授
2010年4月~2014年3月 北海道大学教育研究評議会評議員・大学院工学研究院副研究院長
2014年4月~2017年3月 北海道大学大学院工学研究院長・工学院長・工学部長
2017年4月 北海道大学総長(第19代)
委員歴
1994年~1995年、日本コンクリート工学会反応モデル解析研究委員会幹事
1996年、日本コンクリート工学会北海道支部幹事会(役員会)
1997年、日本建築学会北海道支部材料施行委員会委員
1997年~1998年、日本コンクリート工学会材料設計支援システム研究委員会幹事
1998年~2000年、日本コンクリート工学会北海道支部コンクリート収縮研究委員会幹事
1999年~2001年、日本コンクリート工学会コンクリート工学年次大会2001(札幌)実行委員会委員
2001年~2002年、日本コンクリート工学会の事故収縮研究委員会委員
2001年~2003年、日本コンクリート工学会コンクリート技術講習会委員会幹事
2002年~2003年、日本建築学会北海道支部材料施工委員会委員長
2003年、日本コンクリート工学会コンクリート工事運営委員会委員
2002年~2004年、日本建築学会フライアッシュコンクリート研究小委員会委員
2003年~2004年、日本コンクリート工学会セメント系材料・骨材研究委員会委員・日本建築学会材料施行委員会委員
2004年、日本建築会エコセメント研究WG幹事
2003年~2005年、日本建築学会収縮ひび割れ研究小委員会幹事・日本建築学会収縮ひび割れ仕様規定WG主査
2004~2006年、日本建築学会セメント混和材料委員会委員長・日本コンクリート工学会北海道支部コンクリートのひび割れ修復研究委員会委員長
2005~2006年、日本建築学会エコセメント研究小委員会幹事・日本コンクリート工学会骨材の品質と有効利用に関する研究委員会通信委員
2006年、日本コンクリート工学会北海道支部凍害と耐久設計研究委員会幹事・日本コンクリート工学会コンクリートの凍結融解抵抗性の評価方法に関する研究委員会幹事
受賞歴
1989年5月、セメント協会論文賞(化学部門)
1990年6月、日本コンクリート工学協会優秀講演賞
1993年6月、日本コンクリート工学協会優秀講演賞
2000年5月、セメント協会論文賞(建築部門)
2008年6月、日本コンクリート工学協会功労賞
2009年5月、土木学会吉田賞(論文部門)
2011年5月、土木学会吉田賞(論文部門)・セメント協会論文賞(建築部門)・北海道開発協会長奨励賞
2012年5月、セメント協会論文賞(化学部門)
2013年5月、セメント協会論文賞(化学部門)
2013年6月、日本コンクリート工学会賞(論文賞)
2015年5月、セメント協会論文賞(化学部門)
以上が、名和豊春さんの略歴になりますね。