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‘冤罪事件’プレサンス前社長の無罪判決に対する国の争う姿勢

BRAN NEWS [ 編集部 ]
2023.06.14

学校法人明浄学院の資金21億円を巡る業務上横領事件で、無罪が確定した不動産会社プレサンスコーポレーションの山岸忍前社長(59)が、大阪地検特捜部の不当な捜査で身柄を拘束され、名誉を傷つけられたとして、国に7億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が開かれました。国側は争う姿勢を示しました。

山岸氏は法廷で、かつて大阪地検特捜部に逮捕された厚生労働省の元局長、村木厚子さんが無罪になった事件を引き合いに出し、「村木さんや私のような冤罪(えんざい)の被害者が二度と生み出されないようにするため、検察は見苦しい言い訳をせず、反省してほしい」と訴えました。

事件でプレサンス社は倒産の危機に瀕し、多くのものを失ったのに対し、検察は無罪判決から半年がたっても謝罪や検証をしていないとして「納得ができない」と主張しました。山岸氏は「検察が誤った原因が何か、その過ちでどれだけの損害が出たか公平で公正な裁判所に判断してもらい、客観的に検証していただきたい」と述べました。

山岸氏は逮捕から248日間勾留され取締役の地位を失い、精神的苦痛や経済的損害を受けたとしています。大阪地裁は昨年10月、元部下の供述に関し「核心部分に看過できない変遷がある」「虚偽の可能性が高い」として山岸氏を無罪としました。検察側は控訴を断念し確定しました。

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明浄学院という学校のお金、21億円が問題になった事件があったんだよ。
そのお金を悪いことに使ったと言われた人が、山岸忍さんという人で、不動産会社の社長だったんだ。

でも、裁判所は山岸さんが悪いことをしていないと判断したから、山岸さんは無罪になったんだ。

でも、その前に山岸さんは警察に捕まって、248日間も牢屋に入れられてしまったんだよ。
それで、山岸さんは「私は何も悪いことをしていないのに、名前を汚されて、たくさんのお金を失った。

だから、国に「7億7千万円のお金を返してほしい」と裁判所に訴えたんだ。でも、国は「それは違う」と言って、争うつもりみたいだよ。
これからどうなるかは、これからの裁判で決まるんだね。

‘冤罪事件’プレサンス前社長の無罪判決に対する国の争う姿勢
BRAN NEWS [ 編集部 ]
2023.06.14
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